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8月15日と緊急事態条項

『 2022年8月15日 』

平和台公園を散策すると
蝉の鳴き声が夏らしさを演出してくれます。立ち止まると汗が噴き出してきます。
暑いですね。炎天下、マスクは外しましょう。
 
今日は終戦記念日。
77年前の8月15日も太陽がカッカと照り蝉の声がしみるとてもあつい日だったそうです。
 
毎日が色々な義務感や役割で過ぎていく中で、せめて今日だけは当時へ思いを馳せてもよいのかもしれません。あの時、僕らのおじいちゃんおばあちゃんはどんな心境でその日を迎えたのでしょうね。
 
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すこし話はそれますが、
77年前、国民を強制的に縛った悪名高き治安維持法という法律がありました。
 
今、それに近く憲法改正の候補の一つとされている「緊急事態条項」(国家緊急権)が審議されようとしています。「緊急事態条項」は、ナチスの「授権法」(全権委任法)と同様にあらゆる事項について人権を奪う法律をつくることができるそうです。
 
気に入らない政党を禁止にすることも、都合が悪い言論・出版物を禁止にすることも、政府に対して批判的な番組・新聞社を潰すことも、国民を戦争に強制的に動員させることも、政府を批判する者を裁判にかけずに刑務所に入れることも、戦争のために国民から財産を奪うことも外出禁止にすることだって可能だと言われています。怖いです~💦
 
政権の中の人は、当たり前のように「緊急事態条項」は地震など災害時の為に必要だと言います。コロナのようなパンデミック時にも必要でしょ、と。命が大事でしょ、国民を守るためです。と
 
それらの言葉を隠れ蓑にして、徐々に気づかれないように反対意見を述べる人や政党、メディア、SNSの排除にも使っていくのでしょうね。今の軍事政権のミャンマーやカンボジア、一党独裁政権の中国のように。
 
ミャンマーは行ったことがありますが仏教文化が根付いていて、以前はとっても素敵な国でした。今は怖くて行けません。
  
そんな条項が成立したら77年前のあの時に戻る可能性も。そんな憲法改正はいらないでしょ。憲法改正の中身をよく見ましょう。
 
権力の偏り過ぎは、当時の日本やナチスのように一部の権力者がいい様に操る全体主義や属人的で危険な政権を産みやすい土壌を作ります。今すぐでなくとも未来にとんでもない悪い政治家が生まれる可能性も。。
  
僕自身は右も左もなく、ただ希望ある社会と自由な生き方を志す者として、強制的に人の考え方や言葉、生き方、人生を排除しやすくなる法律には全く同意できないと、今日のこの日、思いを馳せました。
 
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